12月20日は看護師としての志、愛をロウソクの灯火に託して、先輩から後輩に伝えるキャンドルサービスを行っています。




   

看護師の先輩である教員から、未来の後輩となる学生へと、看護師の志の灯火が譲られていきました。
1年生は、譲られた灯火の重みを感じながら、先生、先輩方の見守る中、自分達の看護師としての生き方を誓いの言葉に託して宣誓しました。







〜アンケートより〜
「この学校に入学してきて良かったなと改めて感じました。他の学校はナイチンゲール誓詞を読むところが多いと聞き、小倉南看護専門学校に入学できたからこそ、31期生として大切にしていきたい言葉、女性看護師としてどのような看護師になりたいかについて自分達で考え、誓いの言葉を作り誓わせて頂いた事で、自分の心の中に残るものとなりました。看護師として働きだした時に思い出して、自分の看護師としての原点としたいと思います。」




学生からの希望もあり、言葉だけではなく握手を通して、大切な人に自分から「ありがとう」を伝えようと、シェイクハンドが行われました。

   

〜アンケートより〜
「自分の素直な気持ちをお伝えし、先生に『あなたがこの学校にいてくれて良かった』と言って頂いたことを一生忘れません。学生からの希望を聞いて取り入れて下さって、先生方は学生からの意見を第一に考えて下さっていることを感じることができました。」




看護の歴史は紀元前からあり、仏教僧や修道士達の人の生命を大切にしてきた思いは、様々な形で受け継がれている。彼らは治療の見込みのない負傷者や、皆が恐れていた伝染病の患者に率先して手当てをしてきた。数多くの患者を死の淵から救う奇跡を起こしたと記されたが、実際には奇跡ではなく、彼らの手厚い看護によるものであった。

    

〜アンケートより〜 (1年生)
 
男子学生 「先輩達が後輩のために帰ってきて下さることに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。そして先輩が学生時代に『一生懸命にすること』の大切さを教えて下さったため、本当にありがたかったです。」
 
女子学生 「これまでの歴史で、初めは男性から始まり、ナイチンゲールの人を思いやる気持ちから、女性主体なものになってきましたが、先生が男性看護師『侍』を作って下さり、歴史は受け継がれていくんだなと感じました。」


愛について共に感じ、考えた1日でした